どうもこんにちは、タベタカシです!
アドセンスの画面にCPC・CTR・RPMって書いてあるけど何を意味しているのかよく分からないですよね。
今回はグーグルアドセンスのCPC・CTR・RPMの意味、そしてクセス数の関係、またそれに関連するスマートプライシングや高額広告につてお伝えしていこうと思います。
CPC・CTR・RPMがなんの役割を持っていてアクセスにどんな関係があるのかを理解できれば今後の分析に役立てられるようになりますよ。
ではさっそく参りましょう!
目次
グーグルアドセンス【CPC・CTR・RPM】とは何でしょう?
グーグルアドセンスのサイトを見ると、CPC・CTR・RPMとありその下には数値が表示されていますよね・・・あれなんでしょう?
- CPC・・・・クリック単価
- CTR・・・・クリック率
- RPM・・・・1000PV当たりの見積想定収益額
アドセンスのサイトにはアナリティクス同様、実に細かくあなたのアドセンス収益に関する分析結果を表示してくれてますので上手に活用していきましょうね。
それでは一つ一つみていきましょう。
CPC【Cost Per Click】
クリック単価(CPC)
クリック単価(CPC)は、ユーザーの 1 回の広告クリックから得られる収益額です。広告のクリック単価は広告主が決定し、宣伝内容に応じて競合広告より高いクリック単価が支払われる場合もあります。
CPCは1クリックあたりの単価です!
ちなみに僕のブログのCPCはだいたい10円~25円くらいのあいだですね。
この画像だと21円になっていますが、日によって全然違います。
ちなみにこのブログはトレンド記事がメインなので21円なら普通ですね。
トレンドブログなら20円前後が平均だと考えてください。
特化したブログだとかなりのバラつきがあり、例えば高いもので1,000円を越えたりするものもあるようですよ。
クリックされるだけで1,000円の報酬。羨ましいですよねぇ^^
その一方で一桁の場合もあります。
ちなみに僕がやっている趣味(特化型)ブログはクリック単価は非常に安く一桁の時もありますが、その分CTRはめちゃくちゃ高くてRPMが500円を越えることがよくあります。
CPCとCTRとRPMの関係はのちほど解説しますね。
特化しているジャンルによって大きくクリック単価(CPC)が変わるので、サイトを作る時点で知っておくべきかもしれませんね。
高額CPCのジャンルとは?
- 金融
- 投資
- ビジネス(転職など)
- 冠婚葬祭
- 健康・美容(健康はアップデートがありお勧め出来ない)
- 保険
これらのジャンルの広告は高額のようです。
アドセンス広告が高額なジャンルは成約型のアフィリエイトをやっている特化型ブログが多いので逆にアドセンスブログの参入は厳しそうですね。
その辺はご自身の判断になりますが、僕個人的にはアドセンスメインで考えているブログで成約型のブログが占めているジャンルへの参入は避けることをお勧めします。
理由はライバルが強すぎるため上位表示が厳しいからですね。
もし成約型で勝負したいということなら、腹をくくってサイトを作りましょう。
アドセンスブログのよりも時間がかかります。
これはまた別記事でお話ししますね。
またどんなジャンルが高額な広告なのかはGoogleのサービス”キーワードプランナー”でチェックする事が出来ますよ!
CTR【Click Through Rate】
クリック率(CTR)
クリック率(CTR)は、表示された広告のうち、ユーザーが実際にクリックした割合です。CTR = Clicks / Impressions
ページ CTR
ページのクリック率(CTR)は、広告のクリック数をページビュー数で割った値です。ページ CTR = クリック数 / ページビュー数
たとえば、250 回のページビューで、クリックが 2 回発生した場合、ページ CTR は 0.8% となります(2/250 = 0.8 %)。
この指標は [カスタム] 指標グループタブでのみ使用できます。カスタム指標グループの詳細はこちらをご覧ください。
次はCTRです。
CTR=クリック数÷広告表示回数
CTR=ひとつのアドセンス広告に対するクリック率
ページCTR=クリック数÷ページ表示回数(アクセス数=PV)
ページCTR=記事1ページに対する広告クリック率になります。
分かりましたでしょうか?
とても簡単にCTRを説明すると、「1つのアドセンス広告が表示されるたびに、どんだけクリックされてるの?」ってこと。
ページCTRは「1ページが表示されるごとにどれだけ広告がクリックされてますか?」ってことですね。
ページCTRとは、1ページのクリック率なので、アドセンス広告が3個貼ってあればCTRの3倍、4個ならCTRの4倍ってことですね。
上の画像だと1,89% 1,90%になっていますね。
1,000PVのアクセスがあれば18~19回のクリックが見込まれます。
RPM【Revenue Per Mille】
インプレッション収益(RPM)
インプレッション収益(RPM)は、表示回数 1,000 回あたりの見積もり収益額を表します。インプレッション収益は実際の収益額ではありません。見積もり収益額をページビュー数、表示回数、またはクエリ数で割り、1,000 を掛けた値です。計算方法:
インプレッション収益 =(見積もり収益額/広告表示回数)×1000次に例を示します。
ページ ビュー数 25 回での見積もり収益額が 0.15 ドルの場合、ページのインプレッション収益は(0.15 ドル/25)×1,000 = 6 ドルとなります。
広告の表示回数 45,000 回での見積もり収益額が 180 ドルになる場合、広告のインプレッション収益は(180 ドル/45,000)×1,000 = 4 ドルとなります。
インプレッション収益は広告プログラムでよく使用される数値で、チャネルごとの収益を比較する際に役立ちます。
端的に言うと
インプレッション収益(RPM)は広告が1,000回表示された時の想定収益額です!
ページインプレッション収益(RPM)1,000PVの時の想定収益額ですね!
こちらもインプレッションとページインプレッションがあり、先程のCTRと同様でアドセンス広告に対するものか、ページに対するものかになります。
ちなみに、下に表示した数値はページインプレッションです。
ページインプレッション(RPM)400円ってことは?
1,000PV時で400円、10,000PVで4,000円、100,000PVで40,000円ということになります。
※トレンドブログのRPM平均的は250円~500円の間が多いようであまりに少ないとCPC・CTRのいずれかに問題がありそうですね。
毎日1万円位稼ぎたいのならRPMが400円だと25,000PV集めればいいんだってことがわかりますね。
CPC・CTR・RPMの関係性の確認と分析!
では次にCPC・CTR・RPMの関係を解説していきますね。
関係性をチェック!
- CPC=クリック単価
- ページCTR=ページクリック率
- ページRPM=1000PVの時の見積もり想定収益額
例えば僕のブログの数値で解説しますと・・・
- CPC= 平均21円(クリック単価)
- ページCTR= 1,90%(ページクリック率)
- ページRPM= 約400円(ページ想定収益額)
PV数が丁度1,000回の時にクリック回数は約19回
1.9%(CTR)÷100=0.019回(1PV当たりのクリック数)
0.019×1,000(PV数)=19回(1,000回時のクリック数)
1000PV当たり
19回(クリック数)×21円(CPC)=399円=RPM
という関係が成り立ちますね!
何を分析する?
例えばRPMが少ないなぁと思ったらクリック単価が下がっているのか、クリック率が下がっているのかをチェックしましょう。
クリック率が下がっていると・・・
- 記事の質
- 記事のボリューム
- 滞在時間
- 内部リンク
このような部分をチェックしていきましょう。
滞在時間を延ばす方法はこちらをどうぞ
アドセンスクリック率を上げる方法はこちら
ただ漠然とアドセンス収益を見るのではなく収益の最大化やリスク回避のためにアドセン数値を分析し無駄をなくしていきましょう!
クリック率が下がっていると・・・・
クリック単価が大幅に下がったならスマートプライシングの影響かもしれません。
では次の項目で解説していきます。
クリック単価を上げる方法について
スマートプライシングとは?
Smart Pricing について
Smart Pricing(スマート プライシング)とは、Google ネットワークでのクリック単価を引き下げるように調整する Google の機能です。Google では、Google ネットワーク上のデータをさまざまな要素に基づいて常に分析しています。これらのデータから、Google ネットワークのページでのクリックがビジネスの成果(オンラインでの売り上げ、登録、電話での問い合わせ、ニュースレターの購読申し込みなど)につながる可能性が低いと判断された場合は、そのページでの入札単価が引き下げられます。
調整の際は、広告の表示につながったキーワードやサイトのテーマ、広告が配信されたページの種類など、さまざまな要素が考慮されます。たとえばデジタル カメラの広告を掲載する場合、広告は「デジタル カメラ」というキーワードの Google 検索結果ページと、デジタル カメラに関する Google ネットワークのページの 2 種類の場所に表示されます。Google ネットワークのページにおける広告の掲載結果が Google 検索結果ページより低くなる可能性があると判断されると、そのサイトでの上限クリック単価が Google 広告システムにより引き下げられます。
Google では広告主様の時間と手間を軽減できるよう、継続的に特定のクリックの価値を推測して入札単価を調整しています。特別な設定を行わなくても、Google 広告での投資収益率が最大となるよう調整されます。
この課金設定モデルを利用するために必要な手続きはありませんが、ネットワークの掲載設定を確認し、Google の検索ネットワークとディスプレイ ネットワークの両方に広告が掲載されていることをご確認ください。
「端的に言うと誤クリックが多いサイトは単価を下げますよ!」って事ですね。
グーグルアドセンスはクリックされるだけで収益が発生するシステムなのでグーグルとしては無駄にクリックされては困る訳です。
ユーザーが広告に対し購買意欲がある状態でクリックして初めて、広告の意味をなすわけですね。
誤クリックに対してお金を支払いたくはないのは当然です。
だからアドセンス広告を掲載するブログ運営者はユーザーに誤ったクリックを無くす配慮が必要になります。
誤クリックを誘発させるアドセンス広告の見せ方は極力避けましょう。
結果的に自分の足を引っ張る事につながってしまいますからね!
誤クリック防止についてこちらの記事で書いています!
まとめ・ポイント
今回はCPC・CTR・RPMとアクセスの関係についてお伝えしてきました。
PV数を増やす努力ばかりでは収益を最大化できません。
アドセンスで稼ごうとされているのならクリック率やアドセンスの貼り方にも注意しましょう!
そしてRPMを最大限に上げる努力し効率よく稼いでいきましょう!
それでは最後までお付き合い下さりありがとうございました。